瀬戸内包む♪　ハーモニー　国内初、アカペラのアジアフェス　９～１２日　瀬戸内国際芸術祭２０１９

　アジア最大規模のアカペラの祭典「ボーカルアジアフェスティバルｉｎ香川・高松」（香川県など主催）が９日から１２日まで、香川県高松市玉藻町のレクザムホールや瀬戸内国際芸術祭の会場である瀬戸内海の島々で行われる。アカペラの国際コンクールのほか、英国の人気グループによるコンサートなどが繰り広げられ、瀬戸内を美しいハーモニーで包み込む。

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　同フェスは台湾を拠点とし、２０１１年から毎年アジアの主要都市で開催。日本で開かれるのは初めてで、一部は瀬戸芸の一環として開催される。

　初日の９日は午後５時３０分からレクザムホールでアジア杯アカペラ国際コンクールを開催。日本や中国などから８組が出場し、５人のプロ歌手が審査を行う。１０日午後６時３０分からも同ホールでアカペラ歌手らが出演するジョイントコンサート「島と世界に捧げる歌」が開かれる。

　メインとなるのは、１１日午後６時３０分からの同ホールでのコンサート。英国ロンドンを拠点に半世紀以上にわたって活躍するアカペラグループ「ザ・スウィングルズ」が出演。浜田知事から次回の開催地である台湾・高雄市の葉匡時副市長に大会旗を手渡すセレモニーも行われる。

　１２日はホールを飛び出し、小豆島や豊島、高見島などでコンサートを開く。

　アカペラコンクールは入場無料。１０日のコンサートは一般２５００円（前売り２千円）ほか。１１日はＳ席３千円（前売りＳ席２５００円）ほか。１２日のコンサートは入場無料だが、一部は瀬戸芸の作品鑑賞料が必要。問い合わせはレクザムホール、電話０８７（８２３）５０２３。

ボーカルアジアフェスティバルｉｎ香川・高松

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