菊池寛×落語 異色のコラボ 春風亭小朝が独演会 9月・高松
香川県高松市出身の文豪・菊池寛の作品を落語家・春風亭小朝が「口演」する「春風亭小朝 独演会―菊池寛が落語になる日―凱旋(がいせん)!高松スペシャル!」(四国新聞社など共催)が9月15日、高松市のサンポートホール高松第1小ホールで開かれる。寛のファンでもある小朝が小説と落語の異色のコラボレーションで観客を楽しませる。
以前から寛の作品に親しんでいた小朝。寛の命日と自身の誕生日が同じであることに縁を感じ、「口演」を決めたという。2022年には原作と小朝の計9作品を収めた本「菊池寛が落語になる日」を出版した。
16年に高松で開いた独演会を皮切りに、全国各地で菊池寛落語を披露するのをライフワークとしてきた。今回はその凱旋公演として旗揚げの独演会を開いた地で高座に上がる。
開演は正午と午後3時30分。入場料は3800円。問い合わせは同ホール、電話087-825-5010。
(四国新聞・2024/07/15掲載)