高松まつり花火大会 玉藻公園を初めて開放 夜間に園内ガイドツアー 来月10日間
香川県高松市などは8月12日から10日間、同市玉藻町の史跡高松城跡・玉藻公園でライトアップイベント「玉藻あかり物語」を開く。夜間の園内ガイドツアーを企画し、さぬき高松まつり花火大会と重なる13日は、国指定重要文化財・披雲閣の北側2階「波の間」で花火を楽しむことができる。花火大会時に同公園を開放するのは初めてで、同日夜はツアー参加者以外にも500人限定で花火特別観覧を行う。
イベントは、市とJTB高松支店、県キッチンカー協会による実行委が夜型観光の推進やにぎわい創出を図ろうと、瀬戸内海国立公園指定90周年を記念して実施。期間中、天守台や艮櫓(うしとらやぐら)、園路をライトアップし、西門と桜御門ではプロジェクションマッピングを用いる。二の丸跡にはキッチンカーが出店する。
ツアーは波の間での食事付きで定員は各日10人。料金は13、16、17日が1万円(入園料含む)、ほか7日間は5千円(同)。16、17日は市出身の能楽師・伶以野(レイヤー)陽子さんの演舞を披雲閣で鑑賞できる。花火特別観覧の入園料は大人2千円、子ども(6歳以上16歳未満)千円。6歳未満は無料。
ツアーと花火特別観覧は事前申し込みが必要で、今月19日午前10時からJTB高松支店のホームページで受け付ける。イベントは午後6時~同9時半(13日は午後10時半まで)。入園料は13日を除き大人200円ほか。
(四国新聞・2024/07/19掲載)