香川県内在住のアーティストやクリエーター10人による作品の展示販売が、高松市浜ノ町の新高松駅ビル「タカマツ オルネ」3階のTSUTAYA BOOKSTOREで開かれている。豊かな感性が光る漆器や衣料品、水彩画などが並び、来場者の目を引きつけている。31日まで。


県内在住のアーティストやクリエーターによる漆器や水彩画が並んだ展示=高松市浜ノ町


 同店は高松駅ビルにあることから、「アート県かがわ」の玄関口として香川の作家を押し出していこうと今展を企画。自然を感じる作品や身近に取り入れやすい食器、花器など約200点以上をそろえた。
 このうち、同市が拠点の「さざなみ漆器」が手がけた皿や箸は、漆で波や波紋を表現。福祉施設の利用者がペイントした布でバッグを作る「YAGULT+」による手提げやリュックは個性豊か。水彩画家・ハシモトヒロコが積み石をモチーフに描いた絵画なども出品している。
 同店の担当者は「県内には素晴らしいアーティストがたくさんいるので、ぜひ作品を見に来て」と話している。

(四国新聞・2024/07/19掲載)



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