自転車で香川満喫を 県観光協会がマップ作製 高松など新ルートに
香川県観光協会は、国内外のサイクリスト(自転車愛好家)に地域の魅力を感じながらサイクリングを楽しんでもらおうと、「県サイクリングマップ(全県エリア版)」を作製した。2017年度にマップを作った小豆島に加え、新たに高松、東讃、中讃、西讃でルートを設定。既に設けている海岸線コースを合わせると、目的やスキルに応じて利用できる。JRや琴電の主要駅、道の駅などで配布している。
マップは、A2判両面カラーの縦二つ折り、横六つ折り。日本語1万1千部のほか、英語と中国語(繁体字)各4千部、韓国語2千部を用意した。地域ルート以外にも、アップダウンの多い山間部を走るルートなども掲載している。
利用者の使い勝手を考え、サイクルスタンドやスポーツ自転車用空気入れなどを備えた「サイクルオアシス(休憩所)」の場所やグルメ情報も記載した。県観光振興課は「海岸線や山側のルートを組み合わせ、目的に合った走行を楽しんでもらえたら」と話している。
9月下旬には、小豆島を除く4地域のルートごとにサイクリングマップを発行する予定。
問い合わせは香川県観光協会〈087(832)3377〉。
(四国新聞・2019/08/08掲載)