新グランピング施設、きょう全面オープン 東かがわ テント、ログキャビン整備
香川県東かがわ市引田の旧大池オートキャンプ場で、グランピング施設のオープン準備が整った。観光施設向け人材サービスを手がける東京の企業が運営。同キャンプ場は1日に開業して以降、メインとなる大池沿いのグランピング施設の整備が続いていたが、受け入れ態勢が整い20日に全面オープンする。
運営するのは市の指定管理を受けた「ダイブ」社。2019年8月~23年1月まで市内の別の場所で同様の施設を営んでいた。20年に閉館した同市三本松のホテルを改装し、今年3月からは「クラフトホテル瀬戸内」の営業も始めている。
旧大池オートキャンプ場の新たな名称は「ザランタン東かがわ」。グランピング施設は、大池の周囲などに空調設備のあるテント14張りとログキャビン3棟を整備した。大池では、カヤックやスタンドアップパドルボード(SUP=サップ)を体験できるほか、夕食としてバーベキューも楽しめる。
大池沿いのテントは大人4人利用時(夕食付き)で1人当たり1万1550円から。同社は「年間1万人の利用が目標。周辺施設とも連携して地方創生に貢献したい」としている。
(四国新聞・2024/07/20掲載)