瀬戸の夕日とフラ競演 「うたづアロハナイト」開幕 660人、優美に
香川県宇多津の夏の風物詩「うたづアロハナイト2024」(町主催)が20日、宇多津町浜一番丁のうたづ臨海公園で始まった。21日までの2日間、公園内に設けられた二つの屋外ステージに県内外の32グループ約660人が出演。好天に恵まれた初日は瀬戸内海に落ちる夕日を背景に、優美なダンスを披露した。
イベントは「スローライフ」を満喫できる魅力的な町をPRすることで移住定住促進を図るとともに、地域のにぎわい創出を図ろうと2010年にスタート。今年は会場の飲食ブースでリユースできる食器を用いたほか、エコバッグをプレゼントするなど、脱炭素社会を目指して環境に配慮した取り組みを初めて行った。
初日は午後4時からオープニングセレモニーを開催。谷川俊博町長は「今夏は大変な暑さが続くが、アロハナイトを一緒に盛り上げてほしい」とあいさつした。たっきー フラスタジオ(高松市)やわけべのりこフラスタジオ(同町)など15団体が、芝生広場ステージと海際のサンセットステージを行き来してパフォーマンスを披露した。来場者は潮風に吹かれながら、夕日とフラダンスのコラボなど、屋外ならではの雰囲気を満喫していた。
21日は午後4時から同9時まで開催する。
(四国新聞・2024/07/21掲載)