香川のオペラ鑑賞して 新作「扇の的」チケット 来月1日発売
サンポートホール高松(香川県高松市)の開館20周年記念事業として10月26、27日に公開される新作オペラ「『扇の的』~青葉の笛編~一ノ谷の合戦、屋島へ」のチケットが8月1日から発売される。平家物語を題材に県人が制作した舞台。実行委員会は「『オール香川』のオペラをぜひ楽しんでほしい」と呼びかけている。
チケットは同ホールをはじめ、レクザムホール(同市)や高松国分寺ホール(同)、ハイスタッフホール(観音寺市)など県内6カ所で販売するほか、チケットぴあでも取り扱う。料金は一般3500円(当日4千円)、高校生以下2千円(同2500円)。
青葉の笛編は2014年に初演されたオペラ「扇の的」の続編。今作は源義経の奇襲「逆落とし」で知られる一ノ谷の戦いが中心で、青葉の笛を持つ若武者平敦盛とその妻葵による夫婦愛を描く。青葉の笛は弘法大師空海が唐で作ったとされ、敦盛の笛の音に合わせて葵が舞うシーンや、敦盛が源氏の熊谷直実に討ち取られる場面が見どころとなる。
会場はサンポートホール高松大ホール。開演時間は26日が午後6時、27日は午後2時。問い合わせはオペラ「扇の的」実行委員会、電話090-4976-8889。
(四国新聞・2024/07/22掲載)