子どもの守り神として親しまれている香川県三豊市三野町の津嶋神社で、4、5両日に夏季大祭が開催される。本殿がある沖合の津島まで約250メートルの橋が架けられ、徒歩で渡って参拝できるようになる。県内では最高気温35度以上の猛暑日が予想され、関係機関は熱中症対策を促している。

 祈祷(きとう)の受け付けは4、5日とも午前6時から午後10時まで。4日午後8時からは奉納花火の打ち上げがある。渡橋料は大人500円、子ども200円、幼児以下無料。
 夏季大祭に合わせ、JR四国は同神社近くの予讃線の海岸寺―詫間間に臨時駅「津島ノ宮駅」を開設する。年に2日間だけ営業する「日本一営業日が短いJR駅」として知られており、2日間で延べ61本の普通列車を停車させる。
 停車する時間帯には写真撮影などに利用できる記念駅名標を設置する。また、津島ノ宮駅記念入場券を昨年に続いて発売する。発売数は4日が大人、小児各千枚、5日が大人、小児各500枚。発売額は大人190円、小児90円。
 マイカーでの参拝者向けには臨時駐車場が周辺に設けられるが、1~2キロ程度歩くことがあり、関係機関はJRの利用を呼びかけている。

(四国新聞・2024/08/04掲載)


津嶋神社



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