香川県高松市塩江町の最明寺(堀川昌海住職)で、秋の七草の一つ「ハギ」が見頃を迎えている。白や赤紫色のかれんな花が境内を涼やかに彩り、秋の訪れを伝えている。見頃は今月末まで。


境内をかれんに彩るハギ=香川県高松市塩江町、最明寺

境内をかれんに彩るハギ=香川県高松市塩江町、最明寺


 ハギはマメ科の低木。同寺には境内一面に約500株が植えられており、「萩寺」として親しまれている。
 今年は9月初旬から咲き始め、現在六~七分咲き。訪れた参拝者らは、境内を散策しながら花を写真に収めたり、本堂で抹茶やおはぎを味わったりしながら、ゆったりと山里の初秋を満喫している。
 同寺によると、日中は暑さが厳しいものの、朝晩は少しずつ涼しくなり、ここ数日で開花が進んだという。堀川住職は「例年よりも花芽が多そう。暑い日が続いているが、花を楽しみ、秋の風情を感じてもらえれば」と話している。問い合わせは同寺087-897-0118。

(四国新聞・2024/09/16掲載)


最明寺



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