古典芸能 存分に 映画と落語コラボイベント 29日・高松
高松の地で約200年続く農村歌舞伎を題材にした映画と、古典落語が同時に楽しめるイベント「ソレイユ寄席」が29日、同市亀井町のホール・ソレイユで開かれる。
地域に密着した映像作品の制作や、映画の上映会などを行うNPO法人「さぬきフィルムワークス」(同市)が主催。子どもたちが古典芸能の魅力に触れるとともに、映画館に親しみを感じてもらおうと企画した。
映画は同市香川町の東谷地区に伝わる農村歌舞伎「祇園座」(県指定無形民俗文化財)を題材にした「スクエアダンス」(監督・The Takeuchis)。「さぬき映画祭2022」シナリオコンクールで優秀賞を受賞した作品で、夢破れた青年が伝説の女優と出会い、公演成功に向けて成長していく姿をコミカルに描いている。
また、同作品にも出演した上方落語家の桂七福=徳島県出身=を迎え、映画上映後に古典落語の演目を披露する。
午後7時30分開演。入場料は一般1800円(前売り1500円)ほか。小学生以下無料。問い合わせ、申し込みは竹内、電話090-2895-5521。
(四国新聞・2024/09/25掲載)