表参道、心躍る舞台 琴平で14、15日に 大道芸と音楽イベント
香川県仲多度郡琴平町の金刀比羅宮表参道を舞台に大道芸や音楽ライブを楽しむイベント「アメージングことひら表参道」が14、15の両日、「ことひら未来広場」で開かれる。「笑顔で歩く石畳」をテーマに、アーティストが心躍るパフォーマンスを繰り広げ、歴史情緒ただよう街並みを笑顔で包み込む。
江戸時代に「富くじ」が行われるなど、かつてエンターテインメントでにぎわった街の姿を再現して地域を盛り上げようと、同町で宿泊事業などに取り組む「ことひら未来」と「森と山」が初開催。県内で音楽イベントを手がける「街角に音楽を@香川」(高松市)が企画した。
ステージは旧虎屋旅館の跡地・ことひら未来広場を会場に、午後0時半と同3時の2回実施。「たかまつ大道芸フェスタ」にも参加したコンビ「idio2(イディオッツ)」が登場し、小道具を使った曲芸やコミカルなパントマイムなど、老若男女が楽しめる妙技で笑いを誘う。
音楽は県内のミュージシャンでつくる「MUSIC BLUEユニット」が出演。地元で定評のあるボーカル河西那都さんをはじめ、佐藤隼人さん(ピアノ)、野崎英幸さん(ベース)、鹿庭弘百さん(ドラム)が、日本のポップスやジャズなどの親しみやすいナンバーを奏でる。会場ではピザのキッチンカーも出店する。
ことひら未来の山内健社長は「大道芸と音楽を楽しみながら散策し、近年変化している街の魅力を見つけてほしい」と呼びかけている。観覧無料。問い合わせは森と山〈0877-89-6743〉。
(四国新聞・2024/12/08掲載)