コキアで巳年オブジェ まんのう公園
香川県仲多度郡まんのう町吉野の国営讃岐まんのう公園に、来年の干支(えと)・巳(み)にちなんだヘビのオブジェが登場した。見頃を終えた同公園のコキアを利用した全長12メートルの愛嬌(あいきょう)のある姿が、来場者の目を引き付けている。展示は1月19日まで。
コキアの枯れ枝による干支のオブジェは、毎年制作している。今回は約150株を使い、1週間かけてエントランス広場のパンジーの花壇をまたぐような姿に仕上げた。赤い舌は、コキアの紅葉時に確保しておいた枝を使用。ヘビ嫌いな人に配慮して、なるべくかわいらしく親しみやすい表情を目指したという。
同公園は「躍動感のあるヘビになった。新しい一年が来園者にとって躍進の年になるようにと願いを込めた」と話している。
休園日は31日、1月1、7、14日。開園時間は13日までの平日が午後2時から、土日祝日が午前9時半から。15日以降は午前9時半から。
(四国新聞・2024/12/31掲載)