ステンドグラス作家・大豊俊子さん(76)=香川県高松市春日町=と、大豊さんが主宰する「ら・創夢」(同所)の受講生による作品展が同市上林町の大西・アオイ記念館で開かれている。柔らかな光を放つランプなどが、会場を彩り豊かに包みこんでいる。26日まで。


「色の組み合わせを楽しんで」と呼びかける大豊さん=香川県高松市上林町、大西・アオイ記念館

「色の組み合わせを楽しんで」と呼びかける大豊さん=香川県高松市上林町、大西・アオイ記念館


 作品展は2年に1度開催し、今回で16回目。米宝飾品大手ティファニーの創業者の息子で、芸術家のルイス・コンフォート・ティファニーの作品に魅了されて制作を始め、1986年に同教室を開いた。
 会場ではティファニーのデザインを基にしたランプやオリジナルのパネルなど約100点を展示。約2千ピースのガラスをつなぎ合わせ、垂れ下がるフジを表現した力作や、ニシキゴイの美しい模様がデザインされたランプなどが並び、来場者の心を和ませている。
 大豊さんは「色の組み合わせを楽しんでもらえれば。今後もステンドグラスから生まれる交流の輪を大切にしながら制作を続けたい」と話している。
 入場料は一般100円ほか。問い合わせは同記念館、電話087-880-7888。

(四国新聞・2025/01/20掲載)



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