高松中心市街地 駐車場空き情報ひと目で 市がアプリ運用開始
高松市は12日、市中心市街地の駐車場の空き情報がリアルタイムで分かる情報アプリケーション「どこ駐車ナビ高松」の運用を開始した。サンポート高松地下駐車場や瓦町駅地下駐車場、丸亀町壱番街駐車場など、県や市、民間が運営する計10カ所(計3652台分)の利用状況がスマートフォンなどで手軽に確認できる。
24日にオープンするあなぶきアリーナ香川(県立アリーナ)での大型イベント開催や4月18日から始まる瀬戸内国際芸術祭を控え、サンポート高松地区などの中心市街地で交通渋滞が予想されることから、市と県が昨年9月からアプリを共同開発してきた。
利用に当たっては、アプリをダウンロードする必要はなく、「どこ駐車ナビ高松」で検索するか、市のホームページなどに掲載しているQRコードでアクセスできる。各駐車場の利用状況に加え、入り口の写真や利用料金、営業時間といった詳細情報のほか、今後の利用予測もグラフで示している。
大西秀人市長は同日の記者会見で「まずは鉄道・バスなどの公共交通機関の利用を県と連携しながら呼びかけたい」とし、「車を利用される方には、ぜひこのアプリを使用してもらいたい」と話した。
(四国新聞・2025/02/13掲載)