ムラサキハナナかれん 坂出・番の州公園 1万5000本が見頃
春にかれんな花を咲かせるムラサキハナナ(紫花菜)が、香川県坂出市の番の州公園で見頃を迎えた。前年を大幅に超える約1万5千本の青紫色の花が、来園者の目を楽しませている。
ムラサキハナナは中国原産のアブラナ科の一年草。同園では2023年夏に番の州球場北側にある約300平方メートルの緑地に栽培園を整備しており、昨年は約2千本の花を咲かせた。
今年は3月に入って開花が始まり、中旬に満開となった。土壌が栽培地として安定してきたことに加え、前年の花から多くの種が落ちたこともあり、敷地一面を埋め尽くしている。
見頃は4月上旬までの見通し。同園を管理する坂出緩衝緑地管理事務所は「開花が2年目となり、見応えのある栽培園になった」と来園を呼びかけている。
(四国新聞・2025/03/16掲載)