JR四国、学生考案ツアー商品化 四国の国立大優秀2企画 香川大提案も採用
JR四国(香川県高松市)は、四国の4国立大の学生が考案したツアー商品を販売している。地域の産業や特産品に着目し、学生ならではの若々しい視点で地域の魅力を案内する。
香川大、徳島大、愛媛大、高知大の4大学とJR四国が2017年に結んだ連携協定に基づいて開発。今回は、昨年9月に開いた審査会の優秀企画の中から香川大と愛媛大の2チームが企画したツアーを商品化した。
香川大は、香川県内唯一の1級河川である土器川や満濃池、丸亀平野を流れる金倉川の関係を解き明かしながら、地域の酒造業との関わりを学ぶツアーを考案。西野金陵多度津工場(多度津町)を見学するほか、地域の湧き水や取水施設などを巡る。8月3日開催で、料金は大人1人1万5千円。
愛媛大は、生産量日本一を誇る裸麦をテーマに、みそ作りなどが体験できるツアーを企画。4月25日開催で、料金は大人1人1万7500円。
申し込み、問い合わせはJR四国旅の予約センター、電話087-825-1662。
(四国新聞・2025/03/18掲載)