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東かがわ×鳴門×南あわじ 県境越え食、観光、体験を 電子版周遊マップ作成
香川県東かがわ市、徳島県鳴門市、兵庫県南あわじ市でつくる「ASAトライアングル交流圏推進協議会」(会長・守本憲弘南あわじ市長)は、食と体験をテーマとしたデジタル版の周遊マップを初めて作成した。3市の個性的な飲食店や観光・体験施設を掲載し、開催中の大阪・関西万博の来場者らの周遊を促す狙い。
同協議会は、県境を越えた交流によって地域全体の発展につなげようと、東かがわ市が旧引田町時代の1990年度に設立。連携してさまざまな取り組みを行う中で大阪・関西万博の開催を契機の一つに、ASA圏域を訪問してもらうことを目的にデジタルマップの作成を企画した。
マップでは3市の食と体験に特化した情報を発信している。20日時点で東かがわ市28軒、鳴門市20軒、南あわじ市23軒を掲載。各店舗・施設の概要や営業時間などを紹介するとともに、周辺のスポットも表示して周遊性を高めている。
3市のホームページで公開している。圏域内の活性化に向け、今後も情報を随時更新していくという。東かがわ市地域創生課は「デジタルマップを活用して3市の魅力的なスポットを巡って」としている。
(四国新聞・2025/05/21掲載)