瀬戸内地域を世界的に有名なサイクリングエリアにするための組織「Setouchi Vélo(セトウチヴェロ)協議会」が公式ホームページ上で公開している電子地図の掲載施設数が急拡大している。サイクリストを応援する施設・店舗数は1年間で3倍に増え、さらに新規の登録を募っている。


セトウチヴェロ協議会が公開しているサイクリスト向けの電子地図

セトウチヴェロ協議会が公開しているサイクリスト向けの電子地図


 同協議会は瀬戸内や周辺の地域をサイクリング推進エリアに育て、地域のブランド力向上につなげようと、2022年10月に設立。現在は四国4県と岡山、広島、山口、鳥取、兵庫の5県、経済・観光団体、本州四国連絡高速道路など80以上の団体が所属する。
 電子地図は24年から公開しており、サイクリングルートのほか、駐輪スペースや空気入れなどを提供してサイクリストを応援する施設・店舗を網羅している。店舗・施設は公開当初の187カ所から、わずか1年で613カ所まで急増。そのうち香川関連では現在、48カ所を紹介している。
 同協議会では、電子地図への掲載を希望する施設・店舗の情報を引き続き募集している。登録は無料。問い合わせは同協議会事務局〈info@setouchivelo.jp〉。

(四国新聞・2025/05/21掲載)


Setouchi Vélo


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