「世界三大花木」の一つとされるジャカランダが、香川県坂出市の番の州公園で見頃を迎えている。青紫色が涼しげな釣り鐘形の花が近くのアジサイと共演し、来場者を楽しませている。


アジサイと共演するジャカランダの青紫色の花(上)=香川県坂出市、番の州公園

アジサイと共演するジャカランダの青紫色の花(上)=香川県坂出市、番の州公園


 ジャカランダはノウゼンカズラ科の落葉低木。ブラジルやアルゼンチンなど南米原産で、花の美しさからカエンボク、ホウオウボクと並んで世界三大花木と称されている。和名は「紫雲木」。
 同園は22本を植栽し、今年は高さ2~3メートルの木を中心に10本が開花している。管理事務所によると、6月初めから咲き始め、前年より開花本数は少ないものの色づきは良く、今月下旬まで楽しめる見込み。園内のアジサイも見頃となっており、アジサイ園では家族連れらが記念撮影を楽しんでいる。

(四国新聞・2025/06/19掲載)



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