吉本新喜劇の俳優、辻本茂雄さんが25日、香川県高松市番町の四国新聞社を訪れ、自身の還暦記念の全国ツアー香川公演(8月23日、高松市玉藻町のレクザムホール)をPRした。「大爆笑できる茂雄新喜劇をお届けする。“思いっきり笑って元気になったらど~や!”」と持ちネタで来場を呼びかけた。


香川公演のチラシを持ちPRする辻本さん=香川県高松市番町、四国新聞社


 辻本さんは1989年に吉本新喜劇に所属。多彩なキャラクターやギャグで人気者となり、座長も務めた。
 母親が小豆島出身で、「子どもの頃はよく海水浴に来ていた」と振り返り、「香川にはツアーなどで足を運んでおり、お客さんはノリがよく盛り上がる」と笑顔。
 8年ぶりとなる今回のツアーは、人気お笑いコンビ「テンダラー」や「バッテリィズ」らが出演するバラエティーショー、若手メンバーを中心とする新喜劇の2部制。「新喜劇はギャグ、ストーリーともにたくさん笑える台本になっている」と話し、おなじみのキャラクター「茂造」も登場する。
 「台本作りで大切にしていることは観客との壁を取り払うこと」と言い、抽選で選ばれた観客に新喜劇のギャグに参加してもらう企画もある。香川では初お目見えとなる豪華なセットも用意しており、「前半の漫才に負けないよう、新喜劇メンバーも団結して頑張りたい」と意気込みを語った。

(四国新聞・2025/06/28掲載)



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