訪日客の視点で四国の魅力発信 四ツー創 SNSで写真拡散狙う
インバウンド(訪日客)の情報収集や行動に交流サイト(SNS)が存在感を増す中、四国ツーリズム創造機構(高松市)は、香川などを訪れた訪日客に、四国の魅力をSNSで発信してもらう「ハッシュタグキャンペーン」を始めた。
四国の認知度向上や一層の誘客につなげるのが狙い。訪日客に同機構の公式インスタグラムに、四国の写真を投稿してもらう。優秀作品には四国内の空港への往復航空券などを贈る。今月17日から10月15日までを3期に分けて実施する。
四国の観光施設や宿泊施設などでキャンペーンをPRするほか、8月15日まで大阪市の難波観光案内所に専用ブースを開設。大阪・関西万博など関西圏を訪れている訪日客にも周知する。
同機構の担当者は「旅行者自らの視点で魅力を感じた写真を広く拡散してもらい、四国への誘客増を図りたい」としている。
(四国新聞・2025/07/29掲載)