開業60周年を迎えている高松国際ホテル(香川県高松市木太町)は8月1日から、かつてレストランで親しまれていた「ビーフストロガノフ」を復刻する。長年勤めるスタッフや料理人の記憶をたどり当時の味を再現しつつ、使用するワインやクリームを変更。深みのある味わいを引き出し、より軽やかな口当たりに仕上げた。9月30日まで。


高松国際ホテルで期間限定で復刻するビーフストロガノフ

高松国際ホテルで期間限定で復刻するビーフストロガノフ


 同ホテルは1964年10月に四国初の本格的なシティーホテルとして開業。昨年10月から開業60周年を記念した復刻メニューを展開し、今回が第6弾。ビーフストロガノフは2001年にホテル全体の料理内容を一新したことに伴い、提供を終了していた。
 1週間かけて毎日8時間煮込んだホテル伝統のデミグラスソースをベースに、赤ワインやトマトソース、生クリームなどを加え、レモンで味を引き締めた。県産ブランド米「おいでまい」のサフランライスとともに、彩り豊かな野菜をトッピングしている。
 ホテル1階のレストラン「ぐりる屋島」で販売。3200円。提供時間はランチが午前11時半~午後2時、ディナーが午後5時~同7時。月曜定休。問い合わせはぐりる屋島〈087-831-1575〉。

(四国新聞・2025/07/31掲載)



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