史跡高松城跡・玉藻公園(香川県高松市玉藻町)が、同公園オリジナルの御城印帳を作製した。開園70周年を祝う記念グッズの第4弾で、同公園管理事務所で販売している。


玉藻公園で販売している「高松城御城印帖」


 御城印は、寺院や神社の御朱印にならって全国各地の城で発行している登城記念証で、同公園でも2021年から販売。これまで来園者から御城印帳を求める声が多く寄せられていたことから、新たに作製した。
 商品名は「高松城御城印帖」(縦約18センチ、横約12センチ)。蛇腹折りの全82面(片面はポケット付き)。表紙には、披雲閣北側の松の間から望む月見櫓(やぐら)と庭園を捉えた写真を用い、「高松城」の文字と高松松平家の家紋「三つ葉葵」、歌人・与謝野晶子が高松城を訪れた時に詠んだ歌から引用した言葉などを盛り込んでいる。価格は2500円(ビニールカバー付き)。
 同公園管理事務所は「白無地の面とポケット付きの両方を備えているのが特徴。自由にメモしたり、絵はがきなどを収めたりして、旅の思い出を一冊にまとめるのもお勧め」としている。問い合わせは史跡高松城跡 玉藻公園管理事務所〈087-851-1521〉。

(四国新聞・2025/08/10掲載)



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