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3人の音色、夕景とともに 「シオリビア」公演 東山魁夷せとうち美術館 来月19日、参加者募集
東山魁夷せとうち美術館(香川県坂出市沙弥島)の秋の夕焼けコンサート=チラシ=が9月19日に開かれる。今回はいずれも高松市出身のバイオリニスト西浦詩織とピアノの中村文香、フルートの中村優花のトリオ「shiOlivia(シオリビア)」が出演。瀬戸内の夕景に溶け込むような音色を届ける。申し込み締め切りは31日午後5時。
開館20周年を記念した秋の特別展「東山魁夷の『窓』」(9月6日開幕)の関連企画。西浦は東京音楽大を経て室内楽やオーケストラ公演を重ね、中村はいずれも昭和音大を卒業後、姉妹デュオ「Olivia」として活動している。
コンサートは「音楽にのせて巡るふるさとの四季」がテーマ。エルガー「愛の挨拶(あいさつ)」やピアソラ「ブエノスアイレスの四季より春」久石譲「Summer」などを取り上げる。3人はいずれも高松一高出身で幼なじみといい、息の合った演奏が楽しめそうだ。
同館ラウンジで午後6時開演。定員60人。入場料は1500円で、コンサート来場者は当日のみ特別展を観覧できる。希望者は同館ホームページなどにある県電子申請・届出システムから申し込む。問い合わせは東山魁夷せとうち美術館、電話0877-44-1333。
(四国新聞・2025/08/21掲載)