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残照の歌舞伎舞台とジャズ 小豆島・中山 ２７日コンサート
300年以上の歴史がある香川県小豆郡小豆島町中山の中山農村歌舞伎舞台（国指定重要有形民俗文化財）で27日、4人のジャズ・サックス奏者によるトワイライトコンサートが開かれる。主催する地元の中山自治会は「残照に輝く山々や棚田。日本の原風景のような秋景色と幻想的なハーモニーを楽しんで」と来場を呼びかけている。
サックスのコンサートの来場を呼びかけるチラシ
出演するのは1998年に結成されたジャズ・サックス四重奏グループ「SAXPHOBIA」（サキソフォビア）。メンバーの一人、岡淳さんが本年度の瀬戸内国際芸術祭で、同地区に古民具などを使った演奏装置を出展していることからコンサートの話が持ち上がり、中山自治会が主催して開催が決まった。
岡さんたちは、農村歌舞伎舞台独特の雰囲気を尊重しつつ、クラリネットやフルート、しの笛なども交えて会場を盛り上げようと演奏スタイルに知恵を絞っている。
定員は先着300人。演奏は午後5時半～同7時半（開場は同4時半）。入場無料。小雨決行（荒天の場合は同町池田のイマージュセンター2階で開催）。駐車場は池田公民館中山分館、殿川ダム下公園を準備しているほか、午後4時から同5時まで、イマージュセンターから会場まで無料送迎バスを随時運行する。
（四国新聞・2025/09/10掲載）
SaxophobiA小豆島公演へいらっしゃる皆様へ（中山自治会）