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秋の夕景×イルカ、満喫を 「日没10分後」に閉館延長 四国水族館
四国水族館(香川県綾歌郡宇多津町)は30日まで、館内から瀬戸内海に夕日が沈む風景を楽しんでもらおうと、閉館時間を日没10分後まで延長する「誰(た)そ彼(がれ)時 延長営業」を行っている。通常の開館は午前9時~午後6時。期間中の日没時刻はおおむね午後6時台で、最大40分程度の延長営業となる。
同館は瀬戸内海沿いに立地し、多島美を背に屋外のイルカショーなどを観賞できるロケーションの良さが特徴の一つ。日没10分後までの延長営業は開業2年目の2021年から、夕景の美しい秋に毎年実施し、今回は1日に始めた。
期間中の日没時刻は国立天文台の発表を基に、初日の午後6時30分から30日の同5時50分まで、1日ごとに1~2分ずつ早まる。各日の最終入館時間は通常と同じ午後5時30分。同館は「夕日に照らされ、ゆったり泳ぐイルカを眺める。そんなぜいたくな時間を過ごしてほしい」としている。問い合わせは四国水族館〈0877-49-4590〉。
(四国新聞・2025/09/11掲載)