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ぶらり かがわの道の駅=道の駅 津田の松原(香川県さぬき市)海遊びや散策の拠点
約3千本の松が浜風に揺れる津田の松原(国立琴林公園)。公園内にある「道の駅 津田の松原」には、地場産品を取りそろえる物産センターと、セルフうどん店が並ぶ。夏休み期間には津田の松原海水浴場を訪れた家族連れらが詰めかけ、今夏は同公園が瀬戸内国際芸術祭2025夏会期の会場となったことも重なって大いににぎわった。
海産物と農産物 地場産品ずらり
地元で水揚げされた海産物を販売しようと、1987年に「津田町観光物産センター」としてオープン。93年に県内で2番目の道の駅に登録された。旧5町の合併でさぬき市が誕生した2002年からは、市SA公社が運営している。
物産センターには、同公社が運営する「さぬきワイナリー」のワインや、地元海産物店「木村商店」が加工した乾物などがずらり。地元農家が育てた旬の野菜は、入荷するとすぐに売り切れる。中でも人気の「あげ餅」は、地元菓子店「菓舗 三好松月堂」が製造。10月末からゴールデンウイークごろまで店頭に並び、油で揚げた薄い餅のサクサク食感が売りだ。
レジの横には、松の木を模した津田の松原オリジナルキャラクター「マッピーちゃん」のキーホルダーなども。渡ると願い事がかなうという公園内の「願い橋・叶(かな)え橋」の写真と、道の駅の道路標識を組み合わせたマグネットは、「持ってると願い事がかなうかも?」と売り出し中。
うどん店が併設 松林も散策して
物産センターに併設する「松原うどん」は、午前10時半から午後3時まで営業。甘辛い肉のボリューム感が売りの「肉うどん」(540円)が看板メニューで、うどんは店内で製麺している。
道の駅から北に歩くと、太い幹のたくましい黒松が群生。松林を越え、朱塗りの「願い橋・叶え橋」を渡ると、辺り一面に白砂の浜辺と穏やかな青い海のコントラストが広がっている。
売れ筋ランキング
1.あげ餅
2.津田の松原 サヌキブルーうどん
3.肉うどん(松原うどん)
(四国新聞・2025/10/05掲載)
道の駅 津田の松原
所在地 | 香川県さぬき市津田町津田103-3 |
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営業時間 | 物産センター9:00~17:00、松原うどん10:30~15:00 |
定休日 | 1月1日のみ休館 |
TEL | 0879-42-5520 |