香川県観音寺市の豊かな食を一堂に集めた「おいしいかんおんじ物産展」(観音寺信用金庫主催)が16日に同市観音寺町のハイスタッフホールで開かれる。8回目となる今回は事業者のコラボ企画がめじろ押しで、製麺を手がける老舗4社の乾麺うどんの食べ比べセット、異業種の4社がタッグを組んだ「エビカツお好みバーガー」などが限定販売される。



 乾麺うどんは、紀州屋、合田照一商店、讃岐物産、高原通商店の商品を1袋ずつセットにした。日頃はしのぎを削っている同業者同士のコラボ商品は異色。300個限定。4社合同のブースで、各社の商品の試食もできる。
 エビカツお好みバーガーは、練り製品製造の福弥蒲鉾(かまぼこ)、お好み焼き店の「ふろーら」、ロメインレタスを栽培する土緑家(どりょくか)がそれぞれ具材を持ち寄り、四国物産が取り扱うおからパンのバンズで挟んでいる。350個限定。
 物産展では練り製品やえびせんべい、ギョーザ、地酒などを販売。会場で調理して出来たての味を提供するコーナーを設け、屋外にキッチンカーも並ぶ。
 開催時間は午前10時~午後2時。家族連れらが楽しめる催しも数多く用意する。各種の展示・体験コーナーを設け、お茶会や子ども向けの縁日コーナーも。ステージイベントを初めて実施し、フラダンスの披露やライブがある。

(四国新聞・2025/11/15掲載)



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