香川県高松市の屋島山上一帯で“海の世界”をイメージしたプロジェクションマッピングが行われている。趣向を凝らした光のショーが繰り広げられ、家族連れらを幻想的な空間にいざなっている。来年1月31日まで。


海をイメージした光の演出を楽しむ来場者=香川県高松市屋島東町、やしまーる

海をイメージした光の演出を楽しむ来場者=香川県高松市屋島東町、やしまーる


 夜のにぎわい創出とともに山上からの夜景の美しさを再認識してもらおうと、屋島山上観光協会が企画した。2回目の今回は、市屋島山上交流拠点施設「やしまーる」と屋島寺、土産物店前の石畳周辺の3カ所で実施。5カ所で行っているライトアップとともに夜の屋島を美しく彩る。
 やしまーるでは、「海の水族館『NIGHT AQUARIUM』」と題し、屋外広場の地面に魚やクラゲが泳ぐ姿などを投影。歩く人に反応して波紋が広がる演出もあり、子どもたちが元気に駆け回っていた。
 点灯時間は午後6時から同9時まで。12月10~21日には屋島寺東大門近くに個性あふれる庵治石の「石あかり」を設置する。同12、13の両日には、香川高専の学生たちが企画開発したスタンプラリーを楽しめる。

(四国新聞・2025/12/01掲載)



【公式】高松市屋島山上交流拠点施設「やしまーる」-YASHIMA


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