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さぬき映画祭2026=香川ゆかりの16本上映 来年2月7、8日開催 プログラム決まる
さぬき映画祭実行委員会(委員長・橋本一仁四国学院大理事長)は来年2月7、8日にレクザムホール(香川県高松市玉藻町)などで開く同映画祭の上映プログラムを発表した。20回目の今回は、2023年度の同映画祭シナリオコンクールの受賞作を映像化した作品を初上映するほか、小豆島で全編ロケが行われた「海辺へ行く道」など香川とゆかりのある作品を中心に計16本を上映する。
同ホールで開かれる7日のオープニングは、23年度の同コンクールで大賞を受賞した松田恒代さん=横浜市=のシナリオが原作の「ワタシ、発酵します!」を初公開。監督・脚本も松田さんが手がけ、東かがわ市のしょうゆ蔵を手伝うようになった主人公の女性が成長していく姿を描く。当日は松田さんや主演した俳優中村樹里さんらが登壇する。
8日、同ホールで上映される「海辺へ行く道」(横浜聡子監督)は、「ベルリン国際映画祭」で、若年層向けの映画を集めた「ジェネレーションKプラス」部門で特別表彰を受けた。
このほか、シナリオコンクール大賞受賞作を映画化した7本を一挙に上映。同コンクールの審査委員長を務める朝原雄三さん(高松市出身)が脚本を担当し、山田洋次監督がメガホンを取った「TOKYOタクシー」などもラインアップに並ぶ。
レクザムホールのほかの会場は、イオンシネマ高松東(同市福岡町)、情報通信交流館e―とぴあ・かがわ(同市サンポート)。チケットは1月10日から販売。詳細はホームページを参照。
(四国新聞・2025/12/29掲載)

