まちの魅力案内します 多度津 高見島など計3コース
たどつまち歩きの会(中津栄一会長)は、多度津町沖の高見島で、瀬戸内国際芸術祭2019秋会期が開かれるのに合わせ、県内外から訪れる人に多度津の魅力に触れてもらおうと、高見島や佐柳島、北前船にゆかりの歴史あるまち並みを楽しむ三つのまち歩きを行う。
案内チラシを多度津港で来場者に配布する。チラシの裏面には「四国鉄道発祥の地」「少林寺拳法発祥の地」など八つの特選スポットの情報を掲載した。中津会長は「まち歩きに参加する時間はなくても会場を移動中にチラシを読んだり、自宅に持ち帰ったりして、瀬戸芸を機に多度津全体のことに関心を持ってもらえれば」と話している。
三つのまち歩きのうち、「ブラ高見島」はアートの鑑賞とともに、城のような美しい石垣が目を引く「中塚邸」をはじめ、島の歴史や文化を訪ね歩く。開催日時は10月13日、20日の午前9時40分~同11時半。高見港に集合する。参加費は1人300円。申し込みは案内人の西山さん〈090(2897)8498〉。
「ブラ2島巡り」は高見島と“猫の島”として知られる佐柳島を回る。10月6日午前10時~午後6時。JR多度津駅に集合。1人1300円。弁当持参。申し込みは町立資料館〈0877(33)3343〉。
ともに瀬戸芸の観覧料やフェリー代は別途必要。
「ブラタドツ」は、日本遺産「北前船寄港地・船主集落」のまち並みと豪商が建てた合田邸などを巡る。29日、10月27日の午後1~3時で、集合は多度津港。1人300円。申し込みは案内人の関口さん〈090(8695)8017〉。
(四国新聞・2019/09/27掲載)