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好きな言葉、芸術と融合 塩江中生×彫刻家 塩江美術館で展示 OB中井さん協力 漢字や歌詞に思い託し
香川県高松市塩江町の塩江中学校(山地京子校長)の生徒が同校OBの彫刻家中井弘二郎さん(54)と一緒にアート制作に取り組み、同町の高松市塩江美術館で展示作業を行った。生徒の好きな漢字や言葉をテーマにした作品で、同館の企画展として17日から公開する。生徒は「私たちの思いが詰まった作品に浸って」と来場を呼びかけている。
地元で活動する先輩から学ぶ総合的な学習の一環として1~3年生が参加。中井さんは塩江町を拠点に創作活動や県展審査員を務めるなど活躍しており、学校と芸術家、美術館の3者が連携した取り組みとして実施した。
塩江中では昨年7月と12月に中井さんを招いて授業を開催。生徒が「美しいと思う言葉」をテーマに、漢字やことわざ、歌詞の一節を選び、カッティングシートを切り抜くなどして「夢」「協」といった漢字や、「情けは人のためならず」「天才とは努力する凡人のことである」などの言葉をかたどった作品を制作した。
13日には生徒24人が同美術館で展示作業を行い、床に言葉のシートを貼り付けるなどして、中井さんの彫刻作品と“融合”。漢字のシートを貼った直径約1・5メートルの卵形の作品では、周囲にわらを敷き詰めて鳥の巣を表現した。屋外の芝生スペースには1点90センチ四方の漢字作品を36点並べて巨大なモニュメントとして展示している。
13日には生徒24人が同美術館で展示作業を行い、床に言葉のシートを貼り付けるなどして、中井さんの彫刻作品と“融合”。漢字のシートを貼った直径約1・5メートルの卵形の作品では、周囲にわらを敷き詰めて鳥の巣を表現した。屋外の芝生スペースには1点90センチ四方の漢字作品を36点並べて巨大なモニュメントとして展示している。
中井さんは「卵の作品はこれから巣立っていく生徒の可能性をイメージした。美術館を舞台にした展示作業は生徒にとって貴重な経験で、芸術のプロの世界があることを知ってほしい」と充実の表情。自身の名前にちなんで「愛」の字を選んだ2年藤沢あいのさん(14)は「みんなの作品が一つになって感動した。言葉を選んだ理由や思いが来場者に届いたらうれしい」と話している。
企画展「塩江中+中井弘二郎『feel with words』」は3月31日まで。入場料は一般300円、大学生150円、65歳以上と高校生以下は無料。問い合わせは高松市塩江美術館〈087-893-1800〉。
(四国新聞・2026/02/17掲載)

