高松市は27日、2026年度末で廃止が決まっている市立南部駐車場(同市観光通)の営業を12月20日午後10時で終了すると発表した。代替駐車場の確保やサンポート地区での車の混雑解消へ、市立瓦町駅地下駐車場(同市常磐町)の営業時間を9月1日から24時間に拡大する。


瓦町駅地下駐車場の入り口=香川県高松市常磐町

瓦町駅地下駐車場の入り口=香川県高松市常磐町


 大西秀人市長が27日の定例会見で明らかにした。
 市交通政策課によると、南部駐車場の営業終了を早めたのは、設備に人体に有害なポリ塩化ビフェニール(PCB)が含まれているため。国が27年3月末までにPCBの撤去と処分を求めているため、撤去作業の時間を考慮して決めた。
 現在、午前7時半から午後10時までの瓦町駅地下駐車場の営業延長は、24時間営業の南部駐車場利用者に配慮した。定期利用者の約3割が3カ月定期のため、営業終了の3カ月前から瓦町駅地下駐車場を24時間化し、円滑な移行を促す。
 市長は「これらの対応で中心市街地の駐車環境を最適化し、公共共通の利便性向上にも努めることで、にぎわいの創出とウオーカブルなまちづくりを推進していく」と述べた。
 南部駐車場の跡地には、31年度の開署を目指し、高松北消防署を整備する。
 また、レンタサイクル事業の民営化に向け、電動アシスト自転車によるシェアサイクルの実証事業を26年度末まで1年間延長することも発表した。現在、50台で運用している自転車を最大で150台まで段階的に増やし、需要や課題の把握と分析に努める。

(四国新聞・2026/03/28掲載)



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