国内最大のオリーブ栽培地・小豆島で、オリーブの花が咲き始めた。直径3、4ミリ程度のかれんな乳白色の花が青空の下で柔らかに輝き、そよ風に揺れる様子に、観光客らが見入っている。


青空の下、乳白色の小さな花を咲かせ始めたオリーブ=香川県小豆郡小豆島町西村、小豆島オリーブ公園

青空の下、乳白色の小さな花を咲かせ始めたオリーブ=香川県小豆郡小豆島町西村、小豆島オリーブ公園


 3・4ヘクタールの敷地に20種約2千本のオリーブを植栽している小豆島オリーブ公園(香川県小豆郡小豆島町西村)では、例年より5日早い19日に、スペイン原産の早生(わせ)品種「マンザニロ」が咲いているのを確認。同公園によると、暖冬の影響に加え、5月の上旬から日中の気温が高くなったことで、一気に開花が進んだという。
 公園の人気スポット・ギリシャ風車周辺は、他のエリアと比べて日当たりが良く、先行して花が咲いている。訪れた観光客らは、青い海や空を背景に、濃い緑の葉を覆うように咲くかれんな花に歓声を上げ、写真に収めるなどしていた。
 友人と訪れていた神奈川県平塚市の歯科衛生士高橋扶美代さん(61)は「小さくて柔らかな色合いの花で、本当にかわいらしい。緑の葉っぱや瀬戸内海の青との重なりを見ていると、気持ちが穏やかになってくる」と話していた。
 同公園では他の品種も順次開花が始まり、6月初旬ごろまで花を楽しめる見通し。担当者は「裏年ながら今年も花付きは良好。台風などの被害がなければ、秋には例年並みの果実収穫が期待できる」としている。

(四国新聞・2026/05/22掲載)



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