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猛暑に一服の涼 雲辺寺でアジサイ見頃
四国霊場八十八カ所で最も高い標高911メートルに位置する66番札所・雲辺寺(徳島県三好市)で、色とりどりのアジサイが平地より1カ月近く遅れて咲きそろい、涼しさを運んでいる。「まだアジサイ咲いてるの」と驚き、カメラを向ける観光客の姿も。見頃は今月末ごろまでで、一部は8月に入っても楽しめそう。
雲辺寺は香川県観音寺市大野原町と徳島県との県境の雲辺寺山山頂付近にあり、真夏でも最高気温が30度を超える日は少ない。アジサイはひときわ目を引く濃い青をはじめ、赤紫、紫、薄紫、白などのさまざまな色の花を散策しながらめでることができる。
日当たりの良い雲辺寺ロープウェイ山頂駅付近や毘沙門天展望館付近では、盛りを過ぎた株も見られる。石仏とのコラボが絵になる五百羅漢周辺は、木立に囲まれていて花を長く楽しめる。
雲辺寺とその周辺にはアジサイが約3万株あるとされてきたが、花びらが葉のように濃い緑に変色して枯れる「アジサイ葉化病」のまん延で株数が減少。今年、アジサイの公称の株数を昨年の約2万5千株から約2万株へと下方修正した。
(四国新聞・2026/07/22掲載)

