中秋の名月(25日)に合わせて、香川県坂出市指定文化財の庭園「香風園」(同市本町)で24日、恒例の観月会が始まった。園内は竹明かりのオブジェが設置され、幻想的な雰囲気。訪れた家族連れらが地元グルメを味わいながら、優雅な月夜を楽しんでいる。27日まで。


幻想的な竹明かりに照らされる香風園=香川県坂出市本町

幻想的な竹明かりに照らされる香風園=香川県坂出市本町


 市中心部に位置する同園は1910(明治43)年に築庭。園内をライトアップする観月会は市観光協会が2001年から実施している。今年は西門付近の小道沿い、園中央の池の小島、東芝生広場の3カ所に、竹明かりのアーティスト集団「CHIKAKEN」(熊本県)が制作した大小約150個の明かりや竹まりを設置している。
 月や雲の形の穴が開けられ、内部に照明を設けた竹筒からは優しい光が放たれている。同市元町の公務員大山高輝さん(29)は妻子と訪れ、「光がきれい。涼しくなり、散歩するのも気持ちいい」と話していた。
 入園無料。期間中は午後6時から同8時半までライトアップする。25日は午後7時から長唄、26日は午後6時から坂出高吹奏楽部の演奏、27日は午後7時からゴスペルグループの舞台を開催。スイーツや飲料も販売し、市名産の金時イモと塩を使って市観光協会などが開発した和菓子「しお福芋」の試験販売(各日50個限定)も行われる。

(四国新聞・2026/09/25掲載)



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