さぬき市小田にあるワイン工場「さぬきワイナリー」で8日、新酒の赤ワインの瓶詰め作業が行われた。今年は720ミリリットル入りボトル千本を生産。17日からワイナリーの物産センターや道の駅「津田の松原」などで発売する。


新酒の赤ワインの瓶詰め作業に取り組む従業員=さぬき市小田、さぬきワイナリー


 この日は10:00から約700本分の瓶詰め作業を開始。従業員が機械の差し込み口にボトルの先を入れると真っ赤なワインが注がれ、原料となる県産「マスカット・ベリーA」の爽やかな香りが工場を包んだ。

 竹中剛工場長は、出来について「完熟期の8月に晴天が続いたため、糖度、色、風味とも良いブドウが収穫でき、コクのあるしっかりした味わいに仕上がった」と話していた。

 瓶詰めしたワインにラベルを貼り、17日から「2019新酒 赤」として1本1650円(税込み)で販売する。既に作業を終えた白ワインの新酒千本も17日から1本1320円(税込み)で販売する。問い合わせはさぬきワイナリー、電話087-895-1133。

(四国新聞・2019/10/09掲載)


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