香川県観音寺市八幡町の琴弾八幡宮で19日、秋季大祭の本祭りが始まった。境内では金糸銀糸に彩られた9台のちょうさ(太鼓台)を次々と差し上げて勇壮さを競う「かきくらべ」があり、大勢の見物客を魅了した。


担ぎ手たちが息を合わせてちょうさを差し上げる「かきくらべ」=観音寺市八幡町、琴弾八幡宮


 ちょうさは旧市街地を練り歩いた後、午後から宮入り。そろいの法被姿の担ぎ手たちが高さ約5メートル、重さ約3トンあるちょうさを息を合わせて頭上に差し上げるたびに、取り囲んだ見物客から大きな歓声が上がり、拍手が送られた。

 日が暮れると、ライトアップされてあでやかさを増したちょうさが再び街を練り歩いたり、かきくらべを披露するなどしてにぎわいを見せていた。

 20日も午前中に旧市街地を練り歩くほか、午後から宮入りし、かきくらべを行う。

(四国新聞・2019/10/20掲載)

琴弾八幡宮


所在地 香川県観音寺市八幡町1-1-1
TEL 0875-25-3828


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