「即位礼正殿の儀」が執り行われた22日、高松海上保安部は慶祝事業の一環として、高松市サンポートの赤灯台「せとしるべ(高松港玉藻防波堤灯台)」を一般公開した。家族連れらが次々に訪れ、日頃は見られない灯台内部を見学したり、記念撮影したりしていた。


家族連れらでにぎわう「せとしるべ」の一般公開=高松市サンポート


 祝意を込め、各国の旗による飾り付けも施された。家族連れらは高松海上保安部の職員の案内で制御装置や予備バッテリーなどが置かれた1階部分を見学したほか、瀬戸内海の珍しい灯台などを紹介するパネル展示に見入っていた。

 せとしるべは世界初のガラス張り灯台。1998年11月1日に初点灯し、高松港のシンボルとなっている。2016年には全国の灯台を恋愛の聖地として認定する「恋する灯台」に選ばれた。

(四国新聞・2019/10/23掲載)


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