地域の伝統演目一堂に 琴平・金丸座で「歌舞伎まつり」
琴平町の旧金毘羅大芝居(金丸座)で26日、地域の農村歌舞伎の保存会などが出演する「さぬき歌舞伎まつり」が始まり、県内外の7団体が代々伝わる演目を披露した。27日まで。
県とわがかがわ観光推進協議会(会長・浜田知事)が主催。8回目の今回は香川、愛媛、高知、岡山の団体が出演している。
この日の舞台は、中山農村歌舞伎保存会(小豆島町)の「小豆嶋 第二場 小豆嶋古城の場」で幕開け。南北朝時代の京都と小豆島が舞台で、悲しい恋を題材に創作された演目に来場者は息をのむように見入っていた。続けて、川瀬歌舞伎保存会(愛媛県久万高原町)、粟井春日歌舞伎保存会(岡山県美作市)がそれぞれ披露した。
27日は、川東校区放課後子ども教室(高松市)、東かがわだんじり子供歌舞伎保存会(東かがわ市)、農村歌舞伎祇園座保存会(高松市)、土佐絵金歌舞伎伝承会(高知県香南市)が出演する。また、地芝居研究の第一人者として知られる安田文吉東海学園大教授が「小豆島の地芝居文化」と題して講演を行う。
入場料は無料。席数に余裕があれば、当日入場券を先着順で配布する。
(四国新聞・2019/10/27掲載)
さぬき歌舞伎まつり
所在地 | 香川県仲多度郡琴平町乙1241(旧金毘羅大芝居「金丸座」) |
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開催日時 | 10/27 10:30~15:40 |
入場料 | 無料 |
TEL | 0877-73-3846 |