障害者の力作一堂 高松で4日から芸術祭 さをり織りファッションショーも
障害のある人たちが手掛けたアート作品を集めた「県障害者芸術祭2019」が4、5の両日、高松市のサンポート高松で開かれる。絵画や書道、陶芸などの作品展示をはじめ、さをり織りのファッションショーなどの多彩なイベントを用意している。
県や県知的障害者福祉協会などでつくる県障害者芸術祭実行委が主催。障害者の文化・芸術活動の発表機会の創出や社会参加の促進を図るとともに、県民らの共生社会への認識を高めようと初めて開催する。
初日の4日は、13:30からデックスガレリアで障害者や職員らでつくるバンド6組による音楽イベントのほか、障害者らが手作りしたさをり織りの服や帽子などをまとって登場するファッションショーを開催。さをり織りの魅力を無料で体験できるワークショップ(10:00~17:00)もある。
展示場では5日まで県内の障害者が丹精した絵画などのアート作品285点を紹介。コミュニケーションプラザでは3、4の両日、さをり織り製品を販売する。
関連行事として、3日13:00からはJRホテルクレメント高松で講演会がある。NPO法人希望の園(三重県)の村林真哉さんが「創造的衝動―当たり前をぶち壊す芸術の英雄たち―」と題して話す。
県障害者芸術祭の開催時間は、10:00~17:00(5日は15:00まで)。入場無料。問い合わせは県障害者協会、電話0877-35-8477。
(四国新聞・2019/11/1掲載)
県障害者芸術祭2019
会場 | 香川県高松市サンポート2-1 |
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開催時間 | 10:00~17:00(5日は15:00まで) |
TEL | 0877-35-8477 |