坂出産オリーブオイルの魅力をPRするイベント「オリーブマルシェ」が30日、香川県坂出市大屋冨町のオリーブ園で始まった。県内でも珍しいという「初搾りオリーブオイル」の量り売りをはじめ、オリーブの実の新漬けや果肉の発酵酢などが並び、旬の風味を求めて市内外から大勢が訪れている。1日まで。


初搾りオイルの量り売りなどが人気を集める「オリーブマルシェ」=香川県坂出市大屋冨町

初搾りオイルの量り売りなどが人気を集める「オリーブマルシェ」=香川県坂出市大屋冨町


 坂出産オリーブオイルの品質の高さを広く知ってもらうのが目的。塩田跡地の約6・2ヘクタールで12品種約3200本を栽培している瀬戸内オリーブ(松浦玲子社長)が、2017年から春と秋に開催している。

 今秋の目玉は、取れたての実を使った「初搾り」のエキストラバージン・オリーブオイル。きらきらと琥珀(こはく)色に輝くオイルを量り売りで提供しており、来場者はカップで試飲して新鮮な口当たりと豊かな風味を堪能。フルーティーなルッカとスパイシーなミッションの2種類から思い思いの量を指定して購入していた。50ミリリットル1千円から。

 手摘みオリーブの新漬けやオリーブ果肉の発酵酢、美容用オイルも人気。ギフト用の商品やグッズのコーナー、飲食の屋台などもあり、家族連れらでにぎわっていた。1日は10:00から15:00まで。

(四国新聞・2019/12/01掲載)



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