観音寺市大野原町の雲辺寺山にある県内唯一の人工スキー場「スノーパーク雲辺寺」が21日、今季の営業を開始した。白銀の世界が広がるゲレンデでは、オープンを待ちわびたスキーヤーやスノーボーダーが久しぶりの雪の感触を楽しみながら次々と軽快なターンを決めるなど初滑りを満喫していた。


白銀の世界で初滑りを楽しむスキーヤーら=観音寺市大野原町


人工造雪機で整備したメインゲレンデは、全長260メートル。幅は現在8メートルほどだが来年1月中旬をめどに約50メートルまで広げる予定。子ども向けの「チビッコゲレンデ」もある。

標高916メートルの位置にあるゲレンデからは、眼下に広がる三豊平野や瀬戸内海の眺望も楽しめる。スキー場の担当者は、今季も例年並みの1万5千~2万人を見込んでおり、「大勢の人に喜んでもらえるよう今後も雪を増やして、さらに良い環境を整えたい」と話していた。

営業は来年3月8日までの9:00~17:00。水・土曜日は21:30までナイター営業している。金曜定休。

(四国新聞・2019/12/22掲載)

スノーパーク雲辺寺


所在地 香川県観音寺市大野原町 雲辺寺山山頂
営業時間 9:00~17:00
ナイター営業 水・土 18:00~21:30
定休日 金曜日
TEL 0875-54-3805


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