高松市中野町の「樋笠バレエ研究所」(主宰・樋笠よ志江)が1月5日、レクザムホールで創立65周年記念公演を開く。今公演には樋笠バレエ研究所で学ぶ子どもらを中心に、県内のバレエスタジオ5カ所の主宰者や講師、生徒が出演。総勢約70人の華やかな舞で節目を祝う。
 樋笠バレエ研究所は1955年創立。古典の技巧と現代的な表現を組み合わせたバレエを指導し、今公演のゲストとしてステージに立つ藤島兄弟ら国内外で活躍するダンサーを育ててきた。


樋笠バレエ研究所の創立60周年記念公演から(資料)


 兄の光太(24)はプロのバレエ団「バレエシャンブルウエスト」(東京)に所属しており、6月の公演で主演を務める予定。弟の恵太(18)は米国のバレエ学校「ニューヨークエリソン・バレエ」の研修生で、2月に開かれるローザンヌ国際バレエ大会に出場が決まっている。

 メイン演目の「Awakening」は、映画「マレフィセント」を基にしたオリジナルの作品。チャイコフスキーの楽曲を用い、美しいオーロラ姫と森の妖精マレフィセントの愛の物語をストーリー仕立てで繰り広げる。藤島兄弟はそれぞれ王子役で出演する。樋笠の長女で樋笠バレエ研究所の振り付けや指導を担当する淳子は「バレエになじみのない人も楽しめるように仕上げたステージ。スタジオごとの個性にも注目してほしい」と見どころを語る。

 14:30開演。会場は大ホール。入場料は2千円。問い合わせは県民ホールサービスセンター、電話087-823-5023。

(四国新聞・2019/12/26掲載)

樋笠バレエ研究所65周年記念公演


所在地 香川県高松市玉藻町9-10
開演時間 14:30
入場料 2千円
TEL 087-823-5023


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