香川県東かがわ市松原のしろとり動物園で、仲良く暖を取るワオキツネザルの姿が人気だ。その光景はニホンザルが体を寄せ合って寒さをしのぎ、小豆島の冬の風物詩としても知られる「サル団子」のよう。ワオキツネザルがつくる「ワオ団子」として来園者を楽しませている。


 香川県仲多度郡まんのう町吉野の大宮神社(黒木裕司宮司)に、恒例の巨大干支(えと)飾りがお目見えした。新年の干支「巳(み)」を表現した体長約20メートルの白ヘビで、神の使いとされて縁起が良く、また脱皮を繰り返すことから、「成長と飛躍の年に」との願いも込められている。


 香川県小豆郡小豆島町出身の作家・壺井栄(1899~1967年)が知人宛に書いた手紙や代表作「二十四の瞳」の映画シナリオ本などを展示する企画展が、同町田浦の二十四の瞳映画村内にある壺井栄文学館(大石雅章館長)で開かれている。丁寧な筆致で、知人の心情や体調などを気遣った手紙からは、栄の優しさが伝わってくる。13日まで。


 2025年の干支(えと)「巳(み)」にちなんだ企画展「UTA ZOO」が、香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁の四国水族館で開かれている。いつまでも長~く続く幸せを祈ってヘビに似た長い水生生物などを展示している。26日まで。


 東かがわ市観光協会は、地元のブランド魚「ひけた鰤(ぶり)」を多くの人に味わってもらおうと、提供している飲食店や販売店を紹介する今季版のマップを作成した。市内外の観光施設などで無料配布している。


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