香川県琴平町出身の画家・和田邦坊(1899~1992年)が手がけた絵画などのうち、白と黒色の作品に着目したコレクション展「和田邦坊の白と黒」が、善通寺市大麻町の灸まん美術館で開かれている。「黒ほどコケット(色っぽい)な色彩はない」と独自の感性を持っていた邦坊によるバラエティー豊かな約100点が並び、新たな魅力を体感できる。2月24日まで。


 生誕115年を記念した作家松本清張(1909~92年)のコレクション展が、香川県高松市昭和町の菊池寛記念館で開かれている。清張の直筆原稿をはじめ、文豪・菊池寛に関する評伝など約20点を展示しており、寛との関係性を浮かび上がらせている。1月13日まで。


 香川県東かがわ市松原の白鳥神社(猪熊兼年宮司)に17日、来年の干支(えと)「巳(み)」にちなんだジャンボ絵馬が設置された。手袋の生産量が日本一の同市らしく、左右の手袋の指先から頭と尻尾を出した5匹のヘビや、新春の縁起物などをデザイン。元日午前0時から願い事を自由に書き込める。


 道の駅源平の里むれ(香川県高松市牟礼町)が、湯船に入れてうどんだし風の香りと色を楽しむ入浴剤「さぬきうどんの香湯」を販売している。数量限定で、同道の駅は「さぬきうどんを“体験する”という新たな視点で企画した。香川の魅力を全国に広く発信できれば」としている。


 高松空港株式会社(香川県高松市)は16日、同空港旅客ターミナルビルの国際線エリア増改修工事について、来年1月下旬に着工し、2027年3月ごろの供用開始を目指す計画を発表した。国際線受け入れ体制を強化するため、搭乗橋を1基増設。3階建ての建物の増築や既存エリアの改修により、搭乗待合室などを約1・5倍、入国審査場や手荷物受取場を約2倍の規模に拡大する。


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