香川県高松市出身の現代美術家川島猛さん(90)の展覧会「川島猛展 ―I’m glad」が6日、香川県丸亀市中津町の中津万象園・丸亀美術館で始まった。半世紀以上にわたって活動した米ニューヨークで制作した大作や4年前に米国から帰国後に手掛けたシリーズなど、川島さんがその時々の「今」を心のままに描いた独創的で色彩豊かな約60点が並び、来館者を魅了している。8月30日まで。


 坂出市沙弥島の県立東山魁夷せとうち美術館で4日、テーマ作品展が始まった。古都の季節の移ろいやヨーロッパの豊かな自然、荘厳な建築物などが描かれており、来館者は心に染み入ってくるような国内外の美しい光景に見入っている。7月19日まで。


 ホタルの観賞スポットとして知られる三豊市高瀬町の高瀬川上流で2日夜、竹明かりをともした観賞イベント「蛍と灯(あか)りのコラボレーションinさぬきこだわり市」が始まった。川面を明滅しながら舞い飛ぶホタルの光跡と、竹筒から漏れる柔らかな光が神秘的な雰囲気を醸し出している。6日まで。


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