瀬戸内国際芸術祭や格安航空会社(LCC)の相次ぐ高松就航などの影響で、外国人観光客が急増している香川。最近では、有名観光地だけでなく、高松市中心部の庶民的な飲食店にも訪れている。今回は外国人観光客が足しげく通う人気の店を探った。

家庭料理と気さくな人柄


 香川県小豆郡小豆島町田浦の観光施設「二十四の瞳映画村」内に20日、フィギュアメーカー最大手の海洋堂(大阪府)が公認する「フィギュアギャラリー海洋堂」がオープンした。アニメのヒーローや阿修羅(あしゅら)像など多彩なフィギュア約90体を展示。村内の郷愁を誘う昭和期の建築物などと一体となって、観光客を呼び込む。


 暮れゆく瀬戸内海を眺めながら音楽や大道芸、食を楽しむ夏のイベント「SETOUCHI SUMMER NIGHT FESTIVAL 2019」が20日、香川県高松市のサンポート高松で始まった。大勢の家族連れらが詰め掛け、雨上がりの穏やかな潮風を浴びつつ、国内外で活躍するグループのパフォーマンスや音楽ライブなどを堪能、心地よいひとときを過ごした。

 同フェスティバルは、県や高松市などでつくる実行委が2014年から毎年開いており、今年で6回目。今年は8月4日までの16日間、多彩なステージが連日繰り広げられ、食のブースには県内の人気店が日替わりで出店する。


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