持ち主の思い出が詰まった一品が並ぶ「わたしの焼き物お宝展」が4日、三豊市三野町の宗吉かわらの里展示館で始まった。有名作家の食器や陶器市で出合った掘り出し物などがエピソードとともに展示され、来場者を楽しませている。26日まで。


持ち主の思い出が詰まった焼き物に見入る来場者=三豊市三野町、宗吉かわらの里展示館


 展示会は、地域住民にも焼き物に関心を持ってもらおうと毎年開催。8回目の今年は約30点の焼き物が集まった。

 展示品は、香川が生んだ江戸時代の奇才・平賀源内が考案した「源内焼」の皿や丹波焼のつぼ、持ち主自作の花器など。40年ほど前に友人からプレゼントされたという常滑焼の一輪挿しもあり、持ち主が「一生の宝物です」と言葉を添えている。

 開館時間は9:00~17:00まで。月曜休館(13日は開館、14日は休館)。問い合わせは電話0875-56-2301。

(四国新聞・2020/01/05掲載)

宗吉かわらの里展示館


所在地 香川県三豊市三野町吉津甲153-1
営業時間 9:00~17:00
定休日 月曜(祝日の場合は営業、翌日休館)
TEL 0875-56-2301


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